こちらの記事では若い人に向けたエンディングノートの書き方について、コツや注意点、メリットなどをご紹介していきます。
なぜ若い世代にこそ必要?「エンディングノート」を書くべき意外な理由5選!💡
ある日突然「もしものこと」があったら…。
例えば思わぬ事故に遭ってしまったり、予期せぬ病気になってしまったり…🚨🚑🏥
(考えたくないことだけど、残念ながら可能性はゼロじゃないですよね…。)
その時、
・あなたのスマホやPCのパスワード🔐
・銀行口座の情報💳
・加入している保険🛡️
・そしてSNSのアカウント📱
…あなたの「デジタル資産」や「大切な情報」は、誰にも分からなくなってしまいます💦
家族はあなたのPCを開けられず、大切な写真データ📸にアクセスできない、なんて状況に…📱🔒
あなたがどこにどんな大切なものをしまっているのか、全く見当もつかないかもしれない🏠🔑
残された大切な人たちが、困り果ててしまう姿……想像するだけで、なんだか心配になりますよね😱
そんな時に用意しておくと家族が助かるものが「エンディングノート」なんです。
「でも、『エンディングノート』って、もっとずっと年上の人が書くものじゃないの?」
「終活でしょ?私にはまだ早いよ!」
そう思っていても、大きな誤解なんです!❌🙅♀️
若い世代である私たちこそ、スマホやSNSなど、昔にはなかった「デジタル資産」をたくさん持っています📱💻
それらを整理し、託す相手を決めておくことは、むしろ上の世代よりも私たちの方が切実に必要な時代になっているんです🔑💖
この記事では、「エンディングノート=終活=お年寄り向け」というイメージをガラッと変えて、「若い人向けのエンディングノート」のリアルな活用法や、具体的に何をどう書けば良いのかを、分かりやすく解説していきます!😊💡
とは言え「それでも、やっぱりピンとこないな…」という方も多いと思います。
というわけで、さっそく若い人がエンディングノートを書くべき、具体的なメリットを5つご紹介します!👍✨
①「もしもの時」に、大切な人が困らないようにできるから!🙏💖
これが一番大きな理由です。事故や病気は、本当に予測できません🚨🚑
あなたが意識を失ってしまったり、残念ながら命を落としてしまったりした場合、家族や友人はあなたのことを心配する一方で、様々な手続きや情報の確認に追われることになります🏠📱💻
・どこに銀行印がある?
・スマホのロック解除できる?
・どこの病院に運ばれた?
…そんな時、あなたのエンディングノートがあれば、大切な人たちの負担をぐっと減らすことができるんです。
②現代に必須!「デジタル資産」を安全に引き継ぐために!📱💻🔐
若い世代の方にとって、デジタル資産はもはや無視できないほど重要です。
・有料サービスの解約
・SNSアカウントの整理
・オンラインバンキングや証券口座💸情報
・ブログやウェブサイトの運営権
…これらは、持ち主しかアクセス方法を知らない場合が多いです🔐
「エンディングノート」にこれらの情報を整理しておけば、もしもの時にアカウントを削除してもらったり、必要な手続きをしてもらったりすることがスムーズになります。
自分にもしもの事態があった時にSNSがどうなるのかって確かに不安…🫣
XにインスタグラムにFacebook、LINE、、、他にも忘れているものがあるかも…!
③自分自身の「大切な情報」を整理整頓できる!💡🔑
エンディングノートは、単に死後のことだけを書くものではありません。
自分の現時点での「大切な情報」を整理する良い機会になります。
・銀行口座の情報💳
・保険証券の場所🛡️
・マイナンバーカードの場所
・大切な書類の保管場所📄
・実家の連絡先📞
・かかりつけの病院🏥
…こういった情報を一箇所にまとめておくと、自分自身が病気になったり、何か手続きが必要になったりした時にも役立ちます✨
いま急に「教えて!」と言われても困っちゃうような重要な情報を事前にまとめておくのは大事ですよね!
④自分の人生の「足跡」や「想い」を記録できる!📸💖✉️
エンディングノートは、自分の人生を振り返り、記録する「ライフログ」としての側面も持っています。
生まれてから今までの出来事、大切にしている写真📸、好きな音楽🎶や本📚、価値観、そして家族や友人への感謝のメッセージ💌…。
これらを書き残しておくことで、万が一のことがあった時、あなたの「生きた証」や「温かい想い」を大切な人に伝えることができます。
言葉で伝えられなかった気持ちを、ノートに託せるんです❤️🎁
⑤「もしもの時」の自分の希望を伝えられる🕊️🙏
これもエンディングノート本来の目的ですが、若い世代でも考えておきたいことがあります。
例えば、
・延命治療についての考え💉
・臓器提供の意思表示移植シンボル
・献血の意思表示❤️🩸
そして、もしもの時の連絡先📞や、どんなお葬式にしてほしいか(形式は問わない、音楽を流してほしい🎶、カジュアルに送ってほしいなど)。
これらの希望を書き記しておくことで、残された家族が悩んだり迷ったりすることを減らすことができます。
エンディングノートは「終活」というイメージが先行しがちですが、決して暗いだけのものじゃないし、お年寄りだけに必要なものでもないんです。
むしろ、「今を生きる自分の大切な情報を整理し、未来の自分や大切な人のための備えをするツール」とも言えますね!🔑💖
若い人向けの「エンディングノート」には何を書くべき?
さて、いよいよ具体的な内容です。
「エンディングノート」には、本当に必要な情報を中心に書いていきましょう。
決まった形式はないので、自由なスタイルで大丈夫です!💪
若い世代が特に書いておきたい項目リスト👇✅
基本情報(最低限!)📄✍️
- 氏名、生年月日、住所
- 本籍地、現住所
- 血液型、アレルギー、持病など(医療機関へ伝えるべき情報)
- マイナンバー、運転免許証、パスポートなど、重要書類の保管場所🔑
- かかりつけの病院・医薬品情報🏥💊
緊急連絡先📞💌
- 家族の連絡先(氏名、続柄、電話番号、メールアドレス)
- 会社の連絡先(部署名、担当者名、電話番号)
- 親しい友人・知人の連絡先(氏名、関係性、電話番号、メールアドレス)
- 弁護士、税理士など、専門家との付き合いがあればその連絡先⚖️💼*🚨⚠️
【最重要!】デジタル資産・オンラインアカウント📱💻🔐💸
- スマートフォンのロック解除方法/パスワード(これは本当に重要!)🔐📱
- PCのログイン情報/パスワード 💻🔒
- メールアドレスとパスワード(メインで使用しているもの)✉️🔑
- 主要なSNSアカウント名とパスワード、そして「アカウントをどうしてほしいか」の希望(例:全て削除してほしい、友人に見られるのはOK、など)➡️🗑️👀
- オンラインバンキング、クレジットカード情報の確認方法、電子マネー 💳🏦💸
- 株式、投資信託、仮想通貨などのオンライン証券口座の情報 📈₿🔑
- オンラインストレージ(Google Drive, Dropboxなど)の情報 ☁️📸📄
- 所有しているウェブサイトやブログの情報(ドメイン、サーバー、管理画面ログイン情報など) 🌐✍️
- 定期購入しているオンラインサービス(サブスク)の情報とその解約方法 🛍️❌
- その他、オンラインで使用している重要なサービスの情報
資産・負債に関する情報(簡易版でOK)💰🏠🚗
- 銀行口座の情報(銀行名、支店名、口座番号など。なくてもOKですが、あるとスムーズ)💳🏦
- 加入している生命保険、医療保険、自動車保険などの情報🛡️📄
- クレジットカード情報(緊急連絡先など)💳📞
- 持ち家、車などの情報(所有していれば)🏠🚗
- 借り入れ(ローン、奨学金など)や、貸しているお金の情報💸借り入れ
- 大切にしているもの、価値のあるもの(貴金属✨、骨董品、コレクション🖼️など)のリストと保管場所。誰に譲りたいかの希望があればそれも🎁
医療・介護に関する希望(基本的な考えだけでも)🏥💉💊
- 延命治療について、自分がどう考えているか(延命は望まない、最大限の治療を希望など)💉❌✅
- 臓器提供、献血の意思表示(ドナーカードの場所など)❤️🩸
- 認知症になった場合などに、どんなケアを受けたいかの希望(もし考えがあれば)👵👴
葬儀・お墓に関する希望(こだわりがなければシンプルに)🕊️🙏🕯️
- 家族葬でシンプルに送ってほしい
- 好きだった音楽を流してほしい🎶
- 特定の宗教儀式は不要
- 遺骨をどうしてほしいか(お墓、散骨、手元供養など)
- 連絡してほしい人、してほしくない人リスト📞❌
- 遺影に使ってほしい写真の候補📸✨
大切な人へのメッセージ💖✉️✍️
- 家族、友人、恋人など、伝えたい人への感謝の気持ちや、伝えられなかった想い✨💖
- 人生で大切にしている価値観や哲学📚
- 好きなもの、嫌いなもの、趣味など、自分らしさが分かること🎶🎬🎨
周りの人への感謝の気持ちなどを伝えられる機会。これがエンディングノートの一番温かい部分かもしれませんね。私だったら何を書こうかな…
パスワードなどのセンシティブな情報は、他の情報とは別に、厳重な方法(暗号化ファイル、パスワード管理アプリ、信頼できる人にのみ伝えるなど)で保管することを強く推奨します!ノートにそのまま書く場合は、保管場所を誰かにしっかり伝えておきましょう。⚠️🚨
⚖️エンディングノートに法的な効力はある?重要な注意点!❌📄
エンディングノートについてよく誤解される点として、「法的な効力」の有無があります。
結論から言うと、日本のエンディングノートに法的な効力は基本的にありません ⚖️❌
- 遺言書(いごんしょ)とは違う!📄
財産の正式な相続など、法的な手続きが必要な事柄については、法律に基づいた「遺言書」を作成する必要があります。
エンディングノートに「○○に全財産を譲る」と書いても、それは法的な効力を持ちません。
遺言書には、自筆証書遺言や公正証書遺言など、正式な書き方や手続きが定められています。
- なぜ書く意味があるの?🙏💡💖
法的な効力がなくても、エンディングノートを書く意味は非常に大きいです!
- 情報伝達: あなたの財産情報や、デジタル資産のID/パスワードなど、家族が手続きを進める上で必要な情報を伝えることができます。
これは遺言書には書けない(あるいは書くべきではない)情報です。
- 意思表示: 医療や介護、葬儀に関するあなたの希望を伝えることができます。
法的な強制力はありませんが、家族があなたの意思を尊重して判断する際の大きな助けになります。
- 想いを伝える: 感謝のメッセージなど、大切な人への気持ちを伝えることができます。
これは法的な文書ではできないことです。
つまり、エンディングノートは「法的拘束力のある遺言」ではなく、「もしもの時に大切な人が困らないための情報共有ノート」であり、「自分の人生の記録と、大切な人へのメッセージブック」とも言えますね📓➡️💖🔑
エンディングノートは「大切な人」のための贈り物🎁✨
若い世代にとってのエンディングノートは、「人生の終わり」を準備する悲しいものではありません😟➡️😊
実際は「今の自分自身の大切な情報を整理し、万が一の時に愛する人が困らないようにするための、自分から大切な人への温かいメッセージと情報の贈り物」とも言えます💖🎁✨
確かに、エンディングノートは「終活」の一つとして語られることが多いけれど、本来は年齢に関係なく、「自分の大切な情報や、もしもの時にどうしてほしいかの希望を整理して、大切な人に伝えるためのツール」なんです!📓✨
あなたの連絡先や、スマホのロック解除方法など、「もしもの時、これだけは家族に知っておいてほしい!」と思うことから、一項目だけでも良いので書き始めてみてくださいね✍️✅
少しでも不安がある方は、事前に確認しておくと安心ですね。
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