ご家族や親しい方のみで故人様を見送る「家族葬」は、形式にとらわれずゆっくりとお別れができる形式として選ばれています。
しかし、いざ自分が喪主となると
「家族葬でもやることは多い?」
「何をいつまでに決めればいいの?」
と戸惑ってしまう方がほとんどです。
喪主は、ご遺族の中で最も大変な役割を担います。
大切な方を亡くされた悲しみの中で、葬儀の準備や決定を次々と進めなければならないからです。
というわけで今回は、初めて喪主を務める方でも安心して進められるよう、危篤の瞬間から葬儀後の手続きまで、家族葬の喪主がやるべきことを時系列に沿って詳しく調査してみました🔍
このリストを参考に、混乱せずに必要な準備を進めるため、
お役立てください🌸
喪主になったら何をする?家族葬で喪主が担う役割の基本
喪主とは、葬儀の主催者であり、故人様の代理人として葬儀のすべてを取り仕切る中心的な役割を担います。
家族葬の喪主が担う「決定と連絡」の役割
家族葬であろうと一般葬であろうと、喪主の最も重要な役割は「意思決定者」となることです。
- 葬儀に関する決定
葬儀社選び、日程、会場、予算、祭壇の形式などを決定します。
- 代表としての対応
僧侶や葬儀社との打ち合わせ、参列者や関係者への挨拶、お礼、訃報の連絡など、対外的な窓口を務めます。
悲しみに暮れる時間も大切ですが、喪主として冷静に判断し、必要な指示を出すことが、葬儀を円滑に進める鍵となります。
家族葬でもやるべきことは一般葬とほぼ同じ!
「家族葬は規模が小さいから楽」というイメージを持たれることがありますが、実は葬儀全体の工程自体は一般葬と変わりません。
大きく異なるのは「連絡する人の範囲」と「参列者の対応」が限定される点です。
裏を返せば、その他の火葬の手配、役所への手続き、葬儀社との打ち合わせといった事務的な作業は、すべて喪主が責任をもって進める必要があります。
家族葬でも工程が少なくなるわけではないんですね…!
やることいっぱいあるイメージがあるので大変そう…!
【時間軸で整理】危篤から葬儀当日までの喪主の動き
ここでは、ご逝去から葬儀終了までを3つのステップに分けて、喪主がやるべきことを時系列で具体的に見ていきましょう。
ステップ1:ご逝去直後~葬儀社の決定(最初の数時間)
この段階は、すべてが短時間で進みます。
混乱しやすい時間帯ですが、冷静に1つずつ対処していきましょう。
| やること | 詳細 |
| 死亡確認 | 医師による死亡診断書を受け取ります。(葬儀後の手続きで必須) |
| 親族への連絡 | まずはご家族、近親者、特に連絡すべき親しい友人など、ごく限られた範囲に危篤または逝去の事実を伝えます。 |
| 葬儀社の選定と搬送依頼 | 病院で亡くなった場合、長時間の安置はできません。事前に決めておいた、あるいは信頼できる葬儀社に連絡し、ご遺体を安置場所(自宅や葬儀社の安置施設)へ搬送してもらいます。 |
| ご遺体の安置 | 葬儀社とともにご遺体を安置します。このとき、末期の水、枕飾り(枕元に飾る祭壇)の準備も行います。 |
ステップ2:葬儀社との打ち合わせ・準備(葬儀まで)
ご遺体の安置が済むと、葬儀社との本格的な打ち合わせに入ります。
ここで全ての決定を下さなければなりません。
| やること | 詳細 |
| 葬儀形式・日程の決定 | 家族葬であること、予算の上限、希望する日時を伝えます。火葬場の予約状況が優先されるため、日程は葬儀社と相談して決めます。 |
| 会葬者の範囲決定 | 家族葬の場合、訃報をどこまでの範囲に送るか(親族のみか、故人の会社関係者までか)を線引きします。後悔しないよう、ご遺族間でしっかり話し合いましょう。 |
| 訃報の作成・連絡 | 連絡範囲が決まったら、日時や場所、家族葬である旨を明記した訃報を作成し、連絡します。 |
| 弔問・供花・香典の意向決定 | 家族葬では、弔問、供花、香典を辞退することが可能です。「辞退する際は、必ず訃報にその旨を明記する」と葬儀社に伝えます。 |
| 喪服の準備 | 喪主や親族の喪服、数珠などを確認します。 |
ステップ3:通夜・葬儀当日の対応
当日は、葬儀社のスタッフがサポートしてくれますが、喪主として対応すべき役割があります。
| やること | 詳細 |
| 僧侶への挨拶 | 控室に出向き、参列・読経への御礼を伝えます。お布施を渡すタイミングもこの時です。(担当者に確認) |
| 参列者対応 | 参列者が来た際にお礼を伝え、席へ案内します。家族葬で弔問・香典辞退をしている場合は、改めて辞退の意向を丁寧に伝えます。 |
| 喪主挨拶 | 告別式終了時や出棺前など、定められたタイミングで参列者への御礼を簡潔に伝えます。(事前準備が大切です) |
| 出棺・火葬 | 霊柩車へ故人様を送り出し、火葬場へ移動します。火葬中は待合室で待機し、収骨(骨上げ)を行います。 |
| 精進落とし | 葬儀を手伝ってくれた方々や僧侶を労う場を設けます。家族葬では省略されることもあります。 |
家族葬ならではの注意点と喪主の負担軽減のヒント
家族葬を選ぶことで負担は軽減されますが、特有の配慮が必要な点もあります。
連絡範囲を限定する際の「後悔しない」基準
家族葬で最も難しく、トラブルになりがちなのが、どこまで訃報を伝えるかの線引きです。
- 伝えるべき基準
「故人が亡くなる直前まで交流があった方」「故人の友人の中でも特に親しく、亡くなったことを知ったら必ず連絡をくれるであろう方」など、具体的な基準を設けましょう。
- 事後報告
連絡しなかった方々に対しては、葬儀後に「故人の遺志により、近親者のみの家族葬で執り行いました」と記した事後報告のハガキを速やかに送ることで、理解を得やすくなります。
葬儀後の手続きも忘れてはいけない
葬儀が終わった後も、喪主にはいくつか重要な手続きが残っています。
- 役所への手続き
葬儀社が代行してくれますが、火葬許可証や死亡診断書は今後の手続きで必要になるため、しっかりと保管場所を確認しましょう。
- 香典返し
香典をいただいた方へ、四十九日を目安にお礼の品を送ります。(辞退した場合は不要)
- 法要の準備
四十九日法要や納骨の準備など、宗教者に相談しながら進めます。
これらの葬儀後の作業についても、あらかじめ葬儀社に相談し、サポートを依頼しておくことで負担を大きく減らすことができます💡
親戚や外部に頼める場合は、無理をせず負担を分散させるのも賢い選択肢です💡
まとめ:家族葬の不安解消はプリエにご相談ください
家族葬の喪主は、悲しみの中でも「決定」と「対応」という非常に大きな役割を担います。
初めてのことで戸惑うのは当然です。
喪主としてやるべきことを時系列で事前に把握しておけば、いざという時も冷静に対応しやすくなります。
このリストが、少しでもあなたの不安を和らげる助けとなれば幸いです。
葬儀全般に関する
「誰に相談すればいいの?」
「費用はどれくらいかかる?」
「何から準備すれば?」
といった疑問や不安があれば、どうぞお気軽に私たちプリエにご相談ください。
真心を込めてサポートさせていただきます。
この記事が、皆様の葬儀に関する疑問や不安を解消し、安心して故人を送るための一助となれば幸いです🌸