ご自宅の仏壇の買い替えやお墓の引越しを考えたとき、「閉眼供養」という言葉を耳にすることがあるかもしれません。
しかし、「閉眼供養」とは一体何なのか、そしてなぜそのような儀式が必要なのか、疑問に感じる方も多いのではないでしょうか?🤔(わたしもこれまでよく知りませんでした)
今回調査してみた結果、この「閉眼供養」は、仏教における大切な供養の一つで、仏壇やお墓の引越しや処分の際に欠かせない儀式でした。
というわけで今回は、「閉眼供養」が持つ意味と、対になる儀式である「閉眼供養」について解説し、どのようなタイミングで、誰に頼んで進めるべきか、その手順と費用について分かりやすく整理しています。
大切な仏具やお墓を扱う際の参考にしてみてくださいね🙏
「閉眼供養」の基本的な意味と仏教の考え方
「閉眼供養」は、主に仏教において行われる儀式の通称で、地域によっては「お性根抜き」「魂抜き(たましいぬき)」とも呼ばれます。
魂を抜き、ものを「ただのモノ」にする閉眼供養
この儀式の背景には、「仏壇」や「位牌」、「お墓」といった仏具や供養の対象となるものが、開眼供養(魂入れ)によって単なる入れ物ではなく、仏様の魂や故人の魂が宿る神聖なものとなっている、という考え方があります。
- 閉眼供養の目的
魂が宿った状態の仏具や墓石を、元の「ただのモノ」に戻すことです。仏壇を処分したり、お墓を移動したりする際に、供養の対象としてではなく、物理的な品物として扱うことができるようになります。
この儀式をせずに処分してしまうと、「魂が宿った状態のまま粗末に扱った」ということになりかねないため、非常に重要な供養とされています。
「閉眼供養」との関係性:開眼供養(かいげんくよう)
閉眼供養と対になるのが、「開眼供養」です。
- 開眼供養(お性根入れ)
新しく仏壇や位牌、お墓を購入した際や、古くなったものを新しくした際に、仏様の魂や故人の魂を宿らせるための儀式です。これにより、単なる入れ物が、手を合わせるべき供養の対象へと変わります。
つまり、「閉眼供養」は魂を抜く儀式、「開眼供養」は魂を入れる儀式であり、これらはセットで考えられているわけですね!
閉眼供養を行う主なタイミングと準備の必要性
では、実際にどのような状況で「閉眼供養」の儀式が必要になるのでしょうか🤔
主に以下のタイミングで必要となることが多いようでした。
古い仏壇や位牌を処分・買い替える時
仏壇や位牌は、故人の魂が宿っているとされる大切なものです。
これらを処分する際や、老朽化により新しいものに買い替える際には、必ず事前に閉眼供養を行う必要があります。
- 処分の場合
魂を抜いてから、粗大ごみとしてではなく、寺院や仏壇店を通して供養・処分を依頼します。
- 買い替えの場合
古い仏壇から魂を抜く「閉眼供養」を行い、新しい仏壇に魂を移し入れる「開眼供養」を行います。魂の移動を伴うため、閉眼供養と開眼供養はセットで依頼することが一般的です。
お墓の引越し(改葬)や墓じまいをする時
お墓の墓石も、仏壇と同様に供養の対象であり、ご先祖様の魂が宿っていると考えられています。
- 墓じまいや引越し(改葬)
お墓を撤去したり、遺骨を別の場所に移したりする前には、必ず閉眼供養を行い、墓石を単なる石に戻さなければなりません。この儀式を行わないと、法律上、工事や移動ができない場合があります。
遺品整理で仏具を整理する時
遺品整理の際、古いお仏具(仏像、掛け軸など)が見つかった場合も、それらが開眼供養されている可能性があります。
- 判断が難しい場合
仏壇以外の仏具についても、故人が大切にしていたものや、長年祀られていたものは、そのまま処分するのではなく、事前に閉眼供養が必要かどうかを菩提寺に確認するのが安心でおすすめです。
誰に頼む?閉眼供養の費用と準備の流れを整理
閉眼供養は、日常的に行う儀式ではないため、誰に、いくらで依頼すればよいか迷う方も多いでしょう。
儀式を依頼する相手は「菩提寺の住職」
閉眼供養の儀式は、基本的に故人の菩提寺(お付き合いのあるお寺)の住職に依頼します。
- 依頼方法
まずは住職に電話で事情を説明し、儀式を行いたい旨を丁重に伝え、日時を相談します。
- 菩提寺がない場合
菩提寺がない、または宗派が分からない場合は、葬儀社や仏壇仏具店に相談すると、宗派を問わず依頼できるお寺を紹介してもらえることがあります。
お布施の目安と準備すべきもの
閉眼供養で住職に渡す費用は、読経に対する「お布施」として渡すのが慣習です。
- お布施の目安
費用は寺院や地域、お付き合いの程度によって異なりますが、一般的には1万円~5万円程度が目安となることが多いようです。これはあくまで目安であり、住職に直接金額を尋ねても構いません。
- 伝え方
渡す際には「御布施」と表書きした白い封筒に入れ、「本日は閉眼供養にお越しいただき、ありがとうございました」と感謝の言葉とともに渡します。
- お車代・御膳料
儀式を自宅で行い、住職が来られる場合は「お車代」、会食を辞退された場合は「御膳料」を別途包んで渡すのが丁寧です。
儀式から処分・移動までの具体的な流れ
- 儀式(閉眼供養)の実施
住職が仏壇やお墓の前で読経し、魂を抜く儀式を行います。
- 仏壇の処分
儀式を終えた仏壇は「ただのモノ」として扱えますが、そのまま粗大ごみに出すことに抵抗がある場合は、仏壇仏具店や専門の業者に供養・処分を依頼するのが一般的です。プリエでも撤去・処分業者様との提携がございます。ぜひご相談ください。
- お墓の工事
お墓の場合は、閉眼供養が済んでから、石材店が墓石を移動・撤去する工事に着手します。
葬儀関連でお困りの際はプリエへご相談ください
「閉眼供養」や「お墓じまい」といった仏事や供養に関する儀式は、慣れないことが多く、手続きやマナーで戸惑いがちです。
特に、菩提寺との関係が希薄な方や、宗派のしきたりが分からない方は、不安を感じるかもしれません。
仏事の準備は、故人様を敬い、ご家族の心の整理をつけるための大切な時間です。
一人で悩まず、信頼できる相談先を見つけることが大切です。
葬儀関連でお困りの際は、どうぞお気軽に私たちプリエへご相談ください!
仏事や供養に関するお悩みもお気軽にご相談を
コープ葬祭プリエは、ご葬儀だけでなく、その前後の供養や仏事に関するお困りごとについても、真心を込めてサポートさせていただきます。
まとめ:大切な供養を適切に行うための心構え
「閉眼供養」は、仏壇やお墓の移動・処分の際に、中に宿る魂を抜き、感謝の気持ちを伝えるための、非常に大切な儀式であることがわかりました。
魂を抜く「閉眼供養」と、魂を入れる「開眼供養」を適切なタイミングで行うことが、故人様とご先祖様への適切な供養につながりますね。
この記事が、皆様の葬儀に関する疑問や不安を解消し、安心して故人を送るための一助となれば幸いです🌸
葬儀のことでお困りの際は、プリエにご相談くださいませ!